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平成30年3月
アジア情報フォーラム(AIF)会員
特定非営利活動法人 (NPO) 育桜会
理事長 松澤寛文
本年はバルト三国の一国、リトアニア共和国が独立100周年を迎えます。
第二次世界大戦の最中、ナチス・ドイツの迫害からリトアニアに逃れて来たユダヤ人難民の窮状に同情し「命のビザ」を発行した事で知られるカウナス日本領事館領事代理だった杉原千畝氏は、世界各地のユダヤ人から「日本のシンドラー」と呼ばれ、今なお尊敬されています。
小生が理事長を仰せつかっているNPO法人育桜会では国内は元より、台湾を始めとする海外13カ国30都市で日本の象徴とも言える「さくら」を植樹、その活動を通して世界の平和と地球環境の保全に取り組んで参りましたが、在リトアニア日本国大使館を介し、カウナス市側に本年9月第1週に開催される杉原ウイークに於いて両国友好の象徴ともなる「さくらの植樹」を提案した所、カウナス市としても新たに「カウナス日本友好公園」を建設し、桜植樹を契機として更に日本との友好の絆を深めたいとの回答が寄せられました。
これに応え育桜会は7年物の桜苗木30本を寄贈する事になり、9月8日にはリトアニア政府関係者なども出席して大々的な植樹式典が挙行される運びとなりました。