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松澤会員・インドで桜植樹

AIF会員兼育桜会理事長 松澤寛文

1574646731677桜の植樹を通して自然保護と地球の環境保全を推進し、民間人として出来得る限りの国際交流に努めているNPO法人育桜会は11月17日から同24日まで、インド東北部メガラヤ州の2ヵ所で、マハトマ・ガンジー生誕150年記念祝賀植樹を行いました。

1ヵ所目はメガラヤ州が世界遺産登録を目指している広大なジョワイ州立公園、2ヵ所目は州都シロン市のオーロビンド・ゴーシュ庭園です。山岳にあるシロン市はかってインドの避暑地で、夏の暑い期間は政府機関がここに移って政務を行っていたという大都市です。山岳地帯にあるため小型機しか離着陸出来ず、一般的にはデリーから国内線で3時間ほどのアッサム州グワハティー空港に飛び、そこから更に小型車で4時間走って漸く着くという場所。ほぼ1日がかりとなるため、日本人が訪れる機会も少ない地域です。

11月20日朝、5台の小型車に分乗した育桜会メンバーはシロン市のホテルから市外へ出るまでの間、警察のパトカーに先導されてジョワイ州立公園に向かい、植樹式典会場ではインド軍が警備にあたってくれました。植樹式典には州知事を始め州政府関係者多数が出席してくださり、またニューデリーの在インド日本国大使館からも安藤俊英公使らが臨席下さり、元駐日インド大使だったワドワ女史もずっと私達に付き添って下さいました。植樹会場には地元市民が大勢集まり、インドの民族舞踊や伝統音楽で私達を歓迎してくれました。

翌21日はシロン市内の名園、オーロビンド・ゴーシュ庭園で植樹を行いました。オーロビンド・ゴーシュは独立運動家であり、哲学者であり、宗教家であり、ヨーガ創始者として知られます。

この度インドに持って行った苗木は寒桜と修善寺寒桜の2品種で、駐日インド大使館からもご支援を頂き盛大な植樹式典を行うことが出来ました。インド植樹は、小生長年の友人を介しディスカバー・インディア・クラブ会長のラビンダー・マリック博士から3年前に要請を受け、昨年はグジャラート州で、本年3月にはメガラヤ州でそれぞれ仮植、根付くことを確認した上で本格的な今回の植樹となりました。訪れた先々で地元市民と交流を重ねた様子は地元新聞でも大きく取り上げられ、育桜会が親日国インドと日本との民間交流に少なからず寄与出来たと確信しています。なお、最終日23日はニューデリーで開催された第3回「こんにちは JAPAN」イベントに出席し、インドの大学生たちに日本の魅力をPRして帰国しました(松澤寛文)

2019年12月3日 up date

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