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2011年のテイン・セイン大統領就任以降の民主化・改革の動きは急で、米国との関係が改善され、わが国も副総理、総理が訪問するなど、急速に関係が改善されつつある。円借款については過去の債務について救済措置が講じられ、安倍総理が表明した510億円の新規借款について2013年5月26日に至り政府間の交換公文が締結され、長年停止されていた円借款が本格的に動き出した。
図表1.わが国のミャンマーに対する形態別ODA実績(2002年度以降) 単位:億円
年度 |
円借款 |
無償資金協力 |
技術協力 |
---|---|---|---|
2002 |
なし |
21.62 |
36.39(27.91) |
2003 |
なし |
9.92 |
22.96(16.58) |
2004 |
なし |
9.09 |
20.41(14.46) |
2005 |
なし |
17.17 |
20.23(16.41) |
2006 |
なし |
13.54 |
21.11(17.25) |
2007 |
なし |
11.81 |
20.02(16.37) |
2008 |
なし |
41.29 |
22.91(19.36) |
2009 |
なし |
25.94 |
23.31(18.11) |
2010 |
なし |
13.51 |
25.46(17.42) |
2011 |
なし |
46.44 |
17.45 |
2011年度までの累計 |
4,029.72 |
1,925.07 |
432.24 |
注)1.年度の区分:円借款及び無償資金協力は原則として交換公文ベース。技術協力は予算年度による
2.金額:円借款及び無償資金協力は交換公文ベース。技術協力はJICA 経費実績及び各府省庁・各都道府県等の技術協力経費実績ベース
3.円借款の累計は債務繰延・債務免除を除く
4.技術協力の数値は、ミャンマーに対する日本全体の実績であり、( )内はJICA が実施している技術協力事業の実績。2011年度はJICAの実績、累計はJICAの累計である
(出所) 外務省 website